(株)バイタルネットは、平成18年3月期中間決算短信(連結)で、中期経営計画「V‐STAGE」の物流・管理関連での進捗について、平成16年4月に一般用医薬品の物流業務を外部委託し、各物流センターに分散して在庫されていた一般用医薬品が一元管理され、業務効率が大きく向上したとしている。
また、平成16年6月、各物流センターにおける医療用医薬品のバックヤード機能を大幅に強化し、社内の商品の流れを簡素化し、以降もバックヤード対象アイテムを増やすなど、より一層の効率化を継続的に進めているとしている。
さらに、支店倉庫内の業務の一部を同社の子会社(株)バイタルエクスプレスへ委託することで、企業グループとしての効率化を推進したという。
経営成績では、物流関係について、前期までに実施した医療用医薬品のバックヤード機能の強化、一般用医薬品物流の外部委託、当期4月に実施したコンピューター基幹システムの刷新などを基盤として、より一層の機能の高度化を推進した。
具体的には、医療用医薬品のバックヤード対象アイテムの増加や在庫管理機能の集中化により、支店業務の削減などの効率化をさらに進めるとともに、低水準の在庫月数を維持しながらの品切れ率低下という顧客サービスの向上を実現したという。