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ACT/最適拠点立地計算機能追加した距離計算の新バージョン

2011年01月27日/IT・機器

アドバンスド・コア・テクノロジーは1月25日、デジタル道路地図を使用して任意の地点間の所要時間や走行距離、通行料金を算出するルート計算システム「ACT距離計算パッケージ」の新バージョンを発売した。

新バージョンは、従来の機能に加え、新たに最適拠点立地計算機能、および、到達圏/流入圏計算のポリゴン表示をより詳細化するオプションを搭載している。

最適拠点立地計算機能は、配送センターや営業拠点の最適な立地を計算する機能。拠点から納品先までの走行距離(または所要時間)と納品先の荷量との積の総和が最小になる複数の地点を、候補地点から算出する。

拠点毎の荷量の上限値、納品先までの距離の最大値を設定することも可能である。膨大な計算処理が必要な最適拠点立地計算機能は、ACT距離計算パッケージの多対多のルート計算能力を最大限に活用することで、実現できた機能である。

到達圏/流入圏計算のポリゴン表示は、従来のノード(交差点)単位の処理に加え、リンク(道路)途中の地点をポリゴンの頂点とする機能を追加。これにより、狭い範囲の到達圏/流入圏がより正確に表現できるようになり、地域密着型の商圏分析での活用が期待できる、としている。

ACT距離計算パッケージVersion 5.0の新規購入価格は20万円、バージョンアップ価格は10万円。このほか、ネットワーク構造を持つデジタル道路地図とMapInfo Professional等のGISが別途必要になる。

詳細は下記URLを参照。
http://www.act-inc.co.jp/

問い合わせ先
アドバンスド・コア・テクノロジー
TEL:03-5512-9021
mail@act-inc.co.jp

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