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JR貨物/1月分のコンテナ0.2%減

2011年02月17日/調査・統計

日本貨物鉄道は2月16日、1月分の輸送動向を発表しコンテナが153万1000トン(前年同月比0.2%減)で、車扱は105万4000トン(0.6%増)だった。

中旬以降、北海道から北陸にかけての広い範囲で大雪による輸送障害が長期間続いたため、高速貨355本、専貨3本が運休した。

荷動きは、家電エコポイント制度の3月末の終了を見越して家電製品の出荷が堅調に推移したものの、中旬から月末にかけての記録的な大雪に伴う輸送障害の影響を強く受け、月全体では低調だった。

コンテナ貨物は、紙・パルプ、家電・情報機器などが前年を上回ったものの、農産品・青果物、積合せ貨物、食料工業品などが前年を下回り13か月振りに前年を下回った。

紙・パルプは車扱のコンテナ化等により増送となった。

一方、積合せ貨物は大雪による輸送障害の影響を受け減送となり、食料工業品は、たばこの出荷が増税の影響により減少したこと、昨年夏の天候不順を受け砂糖の生産量が減少して減送となった。

車扱貨物は、車両が前年を下回ったものの、全国的に気温が冷え込んだことから灯油の出荷が堅調に推移した石油などが前年を上回った。

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