横浜ゴムは2月12日、乗用車用タイヤ生産販売会社のヨコハマタイヤ・フィリピン（YTPI）の工場隣接地30万㎡を、クラーク開発公社（CDC）と土地の借用契約を結んだと発表した。
横浜ゴムは総額500億円を投じ、2017年までにYTPIの生産能力を現在の年間700万本から同1700万本と2.4倍に拡大する計画を立てている。
YTPIは、1996年、輸出向け乗用車用タイヤの生産拠点として設立。現在、内径13～18インチの乗用車用とSUV用タイヤを生産し、その大半を欧州、北米、ASEAN諸国に市販用タイヤとして輸出し、北米、アジア諸国の自動車メーカーにもOEM納入している。
YTPIは初めてクラーク特別経済区に進出した国際企業。経済、社会貢献、環境保護活動が高く評価されており、CDCから2009年、2010年と2年連続して総合優秀賞を受賞している。
