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近鉄エクスプレス/成田ターミナルに非常用自家発電機器設置

2011年04月01日/3PL・物流企業

近鉄エクスプレスは3月31日、昨年12月に着工した成田ターミナルの非常用自家発電機器設置工事が完了したと発表した。

<設置完了した成田ターミナルの自家発電機器>
20110331kwe - 近鉄エクスプレス/成田ターミナルに非常用自家発電機器設置

導入した機器は非常用設備で、電力会社からの受電停止時のみ自動切換えにより稼動し、オイルを利用した自家発電を行う。

これにより、停電時にはターミナル内のライフラインおよび業務上必要な電力設備を1分以内に復旧させ、最低72時間(大規模災害時のインフラ復旧の目処は3日と想定/オイルタンクに2万リットル給油時)電力を供給する。

同社は2006年にリスク管理基本方針を制定し、2008年には大地震を想定したBCP(事業継続計画)を策定。施設面では、従業員の安全確保・災害時の復旧作業を行う上で電気設備が最重要であると考え、長時間停電に備えた自家発電機器の導入を検討。

その結果、同社所有施設の中でも最大規模である成田ターミナルでの停電に対するリスクが高いと考え、同ターミナルへの導入を2010年6月に決定し、約8か月の機器製造・工事期間を経て3月31日より正式稼働となった。

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