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国交省/関東の営業倉庫、震災被害719件

2011年04月08日/3PL・物流企業

国土交通省は4月7日、災害情報第42報を発表し、東日本大震災による物流関係の被害状況についての更新情報を発表した。

営業倉庫(4月7日10時現在)は、北海道で48件の破損が確認されている。釧路(16件:木材流失等)、函館(6件:荷崩等)、室蘭(1件:荷崩)、帯広(25件:施設破損等)。

東北では78件。宮城(32件:水没、倒壊等)、福島(27件:荷崩等)、岩手(12件:
施設破損等)、青森(1件:荷崩)、秋田(1件:荷崩)、山形(5件:荷崩等)。

関東は719件と最も多い。東京(75件:荷崩等)、神奈川(263件:荷崩等)、千葉(75件:荷崩等)、埼玉(83件:荷崩等)、茨城(146件:水没等)、栃木(72件:荷崩等)、山梨(3件:荷崩等)、群馬(2件:荷崩等)。

北陸信越は5件。新潟(5件:荷崩等)。中部は4件。静岡(3件:施設破損等)、愛知(1件:木材流失)となっている。

一方、公共トラックターミナルでは、岩手トラックターミナルは柱が一部破損したものの、3月14日には営業を開始している。

仙台トラックターミナルは敷地内地割れ、柱の一部損傷、仙台港流通ターミナルは、1階部分破壊、2階部分まで水没で、この2つのトラックターミナルは営業不能状態が続いている。仙台南トラックターミナルはガラスが数枚破損、受水槽配管損傷で休業中。

郡山トラックターミナルは壁一部亀裂、シャッター破損ながら、3月14日から営業を開始している。

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