新日本製鐵は4月22日、武漢鋼鉄(武鋼)と、中国湖北省武漢市にブリキ製造・販売の合弁会社を設立すると発表した。
世界展開を進める新日鉄は、武鋼との合弁事業により、武鋼が持つ中国での事業基盤と新日鉄が持つ世界最高水準の技術とを融合させる。
武鋼は、中国でトップレベルの生産規模・製造技術を有し、新日鉄とは日中国交回復の象徴プロジェクトである武鋼熱延工場建設以来、長きに亘り友好協力関係を継続している。
■合弁会社の概要
会社名:武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司
(英文名:WISCO-NIPPON STEEL Tinplate Co., Ltd.) (略称:WINSteel)
所在地:中国湖北省武漢市
生産設備(製造能力):連続焼鈍ライン(40 万 t/年)、ブリキライン(20万t/年)
製造・販売品種:ブリキ、ブリキ原板
稼働予定:2013年夏
投資総額:18.5億元(約240億円)
資本金額:7.4億元
出資比率:新日鉄50%、武鋼50%