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日新/3月期の売上高17.1%増、営業利益5倍

2011年05月09日/決算

日新が5月9日に発表した2011年3月期決算は、売上高1926億1700万円(前年同期比17.1%増)、営業利益41億2800万円(404.0%増)、経常利益43億5700万円(322.9%増)、当期利益19億8400万円(223.3%増)となった。

セグメント別では物流事業のうち輸出海上貨物は、国内では自動車関連部品の荷動きが大幅に拡大。また、欧州向けソーラー関連設備機器・部品・石油化学製品の取り扱いも順調に推移した。

輸入海上貨物は、乳製品の取り扱いに伸び悩みが見られたが、家電・製材・合板関係の取扱が増え、中国発の雑貨、家具の取り扱いが堅調だった。

輸出航空貨物では、北米、アセアン、中国向け電子部品をはじめ、自動車関連部品の取り扱いが順調に推移。

輸入航空貨物では、青果・生鮮・食品貨物に加え、アパレルの取り扱いが順調に推移。さらに、環境にやさしい自動車内航船の車両積卸業務を横浜港で開始したほか、堺ロジスティクスセンターが高水準の稼働率で推移した。

海外では、米州で自動車関連部品の輸出入が航空輸送、海上輸送ともに復調したのをはじめ、生鮮関連の航空輸出、日本発電子部品の取り扱いなどが収益に貢献した。

奥州では、航空輸送、海上輸送ともに自動車関連部品の輸入が伸び、中国では電子部品の輸出航空貨物を中心に取り扱いが拡大した。

この結果、連結売上高は1442億2900万円、セグメント利益(営業利益)は34億1400万円となった。

来期の業績予想は、売上高1784億円(7.4%減)、営業利益40億円(3.1%減)、経常利益40億円(8.2%減)、当期利益20億円(0.8%増)を見込んでいる。

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