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丸全昭和運輸/3月期の売上高5.5%増、営業利益31.1%増

2011年05月12日/決算

丸全昭和運輸が5月12日に発表した2011年3月期決算によると、売上高856億200万円(前年同期比5.5%増)、営業利益36億6700万円(31.1%増)、経常利益39億9300万円(24.8%増)、当期利益18億3400万円(5.6%減)となった。

貨物自動車運送事業については、関東地区では建設機械等の増産と輸出入取扱いの増加による輸送量の大幅な増加があった。また、得意先の増産に伴い、樹脂、住宅建材、日用雑貨、食品等の輸送取扱いが増加。ステンレス屑や鉄鋼原料・特殊鋼等の輸入取扱いの増加による輸送取扱いも増加し、全体としては増収となった。

港湾運送事業については、関東地区では建設機械等の輸出取扱いが増加し、ステンレス屑や鉄鋼原料・特殊鋼等の輸入取扱いも増加。また、石炭の取扱い、青果物の輸入取扱いも増加した。中部地区ではアジア向けの化成原料等の輸出増加があり、全体としては増収。

倉庫業については、関東地区では契約形態の見直しやタイヤ保管業務の終了等による減少もあったが、精密機器等の航空貨物取扱いの増加による保管業務の増加や合成樹脂関連の新規受注による保管業務の増加があり、全体としては増収となった。

鉄道利用運送事業は、関東地区でのJRコンテナの取扱いが増加し、増収となった。

来期の業績予想は、売上高885億円(3.4%増)、営業利益41億円(11.8%増)、経常利益43億円(7.7%増)、当期利益26億円(41.7%)。

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