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セイノーHD/3月期の売上高2.4%増、営業利益86.2%増の123億円

2011年05月12日/決算

セイノーホールディングスが5月12日に発表した2011年3月期決算によると、売上高4976億1200万円(前年同期比2.4%増)、営業利益123億2600万円(86.2%増)、経常利益201億3500万円(25.9%増)、当期利益84億4900万円(10.8%減)となった。

輸送事業は、「CS向上3か年計画」の中心施策であるロジスティクス事業の拡大、幹線輸送のダイヤグラム化、ネットワークの強化およびオペレーション精度の向上などを図った。さらにはネット物流への対応も積極的に行うなど、グループの企業価値向上につながるように努めた。

その一環として、西濃運輸では姫路支店(姫路市)の新設移転を、三重西濃運輸では伊勢営業所と伊勢出張所を統合し伊勢営業所(三重県玉城町)を新設。サービス網の更なる充実や営業活動の効率化を推進した。

また、西武運輸では本社機能を辰巳総合物流センター(東京都江東区)内に移転することで、営業面での機動力強化に加え経費の圧縮を図った。

セイノー引越はセールスに特化した事業を展開するために、経済の中心である東京都内に本社を移転した。

その他、地球環境への貢献と経費圧縮を目指して展開している「エコドライブ運動」も継続して取り組んできた。

来期の業績予想は、売上高4860億円(2.3%減)、営業利益105億円(14.8%減)、経常利益160億円(20.5%減)、当期利益70億円(17.2%減)を見込んでいる。

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