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東海運/3月期の売上高9.7%増、営業利益2.3倍

2011年05月13日/決算

東海運が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高387億2900万円(前年同期比9.7%増)、営業利益6億9000万円(131.9%増)、経常利益7億3700万円(178.6%増)、当期利益3億2500万円(当期損失1億2100万円)となった。

物流事業では、国内貨物で公共事業抑制の影響によりセメント・鋼材等の建材関連の輸送量が減少したものの、倉庫事業での輸出入関連貨物の取扱量が増加した。

国際貨物は、中国・東南アジア向けの海上コンテナの取扱量とロシア向けのパイプ・建設機械、モンゴル向けの中古車、プラント等の輸送が前期に比べて増加した。

物流事業全体の売上高は270億3100万円(8.9%増)で、セグメント利益は14億4300万円(52.1%増)となった。

海運事業は、建設発生土等の環境関連貨物輸送と外航船の一般貨物輸送は増加したものの、国内のセメント需要の落ち込み等により内航セメント船の取扱量が減少。外航粉体船では売船による減船及び航海数の減少等により利益を圧迫した。

海運事業全体の売上高は111億7500万円(12.2%増)で、セグメント利益は3億4600万円(8.2%減)となった。

来期の業績予想は、売上高399億7300万円(3.2%増)、営業利益9億5400万円(38.3%増)、経常利益8億5500万円(16.1%増)、当期利益4億3500万円(34.0%増)を見込んでいる。

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