三和倉庫が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高52億円(前年同期比3.5%増)、営業利益3億8600万円(0.7%増)、経常利益3億9900万円(3.4%増)、当期利益2億300万円(11.0%減)となった。
倉庫業は、荷動きの回復などから取扱数量は増加したものの、保管数量・保管残高は在庫圧縮の影響などから低水準で推移し減収となった。
運送業、作業は、新規貨物ならびに荷動きの回復などにより増収となった。この結果、物流事業の売上高は48億4100万円(3.4%増)となった。
なお、昨年12月に大宮事業所にて医薬品新倉庫が完成し、1月より稼動している。
来期の業績予想は、売上高53億円(1.9%増)、営業利益4億円(3.6%増)、経常利益4億1000万円(2.7%増)、当期利益2億2000万円(8.2%増)を見込んでいる。