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玉井商船/3月期の売上高19.7%増、営業利益4.4倍

2011年05月13日/決算

玉井商船が5月13日に発表した2011年3月期決算によると、売上高68億5100万円(前年同期比19.7%増)、営業利益9億1800万円(344.9%増)、経常利益4億8900万円(361.7%増)、当期利益2億5100万円(309.9%増)となった。

外航海運部門では、燃料油の高止まりと対米ドルで円高が急進するというマイナス要因があったが、上半期で比較的に堅調に推移したハンディマックス型の市況を背景に高採算スポット・カーゴ等を獲得できたことや効率的な配船に努めた結果、対前連結会計年度比で大幅な増収、増益となった。

一方内航海運部門では、国内景気の緩やかな回復から内航貨物の荷動きが僅かながら回復したものの収益の大幅な改善には至らなかった。グループ全体では、対前連結会計年度比 で大幅な増収となったが、連結子会社である T.S.Central
Shipping Co.,Ltd.が所有する船舶3隻を代替建造する目的で締結したコミット型シンジケート・ローン契約に係る組成手数料などが発生したため経常損益以下の各段階損益は小幅な利益にとどまった。

来期の業績予想は、売上高67億円(2.2%減)、営業利益3億1000万円(66.2%減)、経常利益1億4000万円(71.4%減)、当期利益7億9000万円(214.4%減)を見込んでいる。

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