日立ハイテクトレーディングは6月17日、防爆エリア内で使用できる防爆無線ハンディターミナル「WHT500-Ex」を開発し、販売を開始した。
<防爆無線ハンディターミナルWHT500-Ex>
WHT500-Exは、防爆エリアを持つ化学メーカーや石油・ガスプラントユーザー・システムインテグレーターに対し、初年度500台以上の販売を目指す。
国内危険物取り扱い施設における爆発事故は、年々増加しており、化学メーカーやプラントユーザーなどの事業者は、爆発の危険のある濃度に達する恐れのある危険箇所「防爆エリア」においては、防爆構造の電気機械器具の使用を義務づけられている。
一方で、これらの事業所ではネットワーク化、バーコード、RFIDなどの自動認識技術の導入などITシステム化が進み、防爆エリアでもPCやハンディターミナルを使用することが多くなってきている。
特にハンディターミナルは、製造業における物品管理、リアルタイムな情報伝達、人的ミスの防止などの観点から欠かせないツールとなっている。
現在販売されている防爆ハンディ製品は海外メーカー製で、多くのユーザから国産製品の開発が求められていた。
問合せ
日立ハイテクトレーディング
電子デバイス営業本部電子デバイス二部
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