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双日/モザンビークで木材チップの生産・輸出基地を建設

2011年07月03日/物流施設

双日は7月1日、モザンビーク共和国で、製紙原料となる木材チップの加工・輸出会社を設立したと発表した。

<事業スキーム図>
20110701souzitsu - 双日/モザンビークで木材チップの生産・輸出基地を建設

アフリカ地域では初めて木材チップ製造事業に参入となる。更なる需要拡大が見込まれる製紙原料用木材チップの確保のため、南アフリカ共和国からモザンビーク共和国を結ぶマプト回廊を利用して、新たな木材チップ輸出基地をモザンビーク・マプト港に建設するもの。

新会社は、南アフリカ共和国ムプマランガ州、スワジランド王国のユーカリやアカシアの植林地から原木を調達し、隣国モザンビーク共和国に輸送したうえで、木材チップを加工・製造する。

2011年度内にチップ加工工場を立ち上げる予定で、生産されたチップは、日本向けに年間20万BDT(Bone Dry Ton:絶乾重量)を供給する。

SOMACEL社 会社概要
企業名:Sojitz Maputo Cellulose, Limitada(SOMACEL)
設立:2010年7月
株主:双日グループ100%

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