味の素は7月13日、欧州での食品事業強化に向け、事業体制を再編すると発表した。
具体的には、欧州味の素食品社(フランス、以下AFE)による、欧州味の素コンシューマープロダクツ(フランス、以下ACPE)の吸収合併。また、AFEロンドン支店の設立、AFEによるポーランド味の素社(ポーランド、以下APO)の子会社化、としている。
同社では、欧州アフリカ地域のアミノ酸等も含めた全事業の売上高885億円(2011年3月期)を今後3年間で1000億円とすることを目指す。
■存続会社の概要
社名:欧州味の素食品社
所在地:フランス、パリ
設立:2003年
従業員:約200名
事業内容:調味料、酸素製剤の製造・販売、その他加工食品の販売
■子会社化する会社の概要
社名:ポーランド味の素食品社
所在地:ポーランド、ワルシャワ
設立:1999年
従業員:約120名
事業内容:即席麺、調味料の製造・販売