山九が7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高971億4500万円（前年同期比9.0％増）、営業利益49億6500万円（21.9％増）、経常利益52億4000万円（35.8％増）、当期利益27億8100万円（101.1％増）となった。
物流事業は、主要港でのコンテナ取扱量は減少となったが、国際物流や3PL作業などの受注が伸びたこともあって全般的に増加。
鉄鋼、石油・石化関連などの主要な顧客の工場構内では、顧客の生産量・販売量が震災の影響などもあって停滞したが、作業量は若干の増加となった。
機工事業は、震災関連工事の完成や重量機工での作業などがあったこと、また大型定期修理工事（SDM）などもあったことで、工事量が増加となった。
通期は、売上高4000億円(7.2％増)、営業利益194億円(3.5％増)、経常利益191億円(8.7％増)、当期利益113億円(37.7％増)を見込んでいる。
