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郵船ロジスティクス/4月~6月の売上高83.2%増、営業利益53.6%減

2011年07月30日/未分類

郵船ロジスティクスが7月29日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高765億2100万円(前年同期比83.2%増)、営業利益7億7700万円(53.6%減)、経常利益10億6400万円(44.6%減)、当期利益4億7500万円(59.2%減)となった。

日本の航空フォワーディングでの輸出航空貨物は、東日本大震災の影響を受け、北関東地方、東北地方の交通の遮断や製造業者のサプライチェーンの途絶による荷動きの停滞に加え、前年同四半期の航空貨物取扱量の増加に大きく寄与した欧州・アジア向けの薄型テレビ関連品の荷動きが減衰し、航空貨物取扱量は減少した。

この結果、輸出航空貨物取扱重量は15.8%の減少となった。

輸入航空貨物は、6月に入り半導体関連品等を中心に取扱件数は回復傾向にあるものの、東日本大震災による生産調整や電力不足による生産の停滞、アジア発の自動車関連部品、電子・電気機器関連品の取扱件数が減少し、輸入航空貨物の取扱件数は16.3%減と低調に推移した。

米州の航空フォワーディングでの輸出航空貨物は、アメリカンチェリーの出荷が堅調に推移したものの、アジア向け自動車関連部品、半導体関連品、医療機器関連品の輸出が低調に推移し、輸出航空貨物取扱重量は、3%の増加に留まった。

輸入航空貨物は、日本やアジアからの部品供給が停滞し、輸入取扱件数が減少し、輸入航空貨物の取扱件数は、前年同四半期比5.7%の減少となった。

通期は、売上高3380億円(110.2%増)、営業利益90億円(81.9%増)、経常利益91億円(50.0%増)、当期利益37億円(2.2%増)を見込んでいる。

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