ヴォコレクトジャパンは、日本での出荷が25サイト500端末以上の出荷を達成した。(2011年6月現在)
2006年に日本法人設立し、当初は普及が進まなかったが、徐々に認知度の向上などユーザへの浸透が進み、2010年には7社10サイトの新規出荷を実現し、累計15サイトに納入となった。
2011年は半期で10サイトの顧客を追加し、累計25サイトに達ったという。
ユーザーは3PL企業を中心に、流通小売業(GMS、SM、専門店)、製造業(建設機械、輸送機械、住設機器)、化粧品メーカー、DVD通販、卸、食品加工など。
3PLでは、冷凍冷蔵倉庫、日用雑貨品、医薬品、高級ブランド商品、アパレル、化学品等となっている。
同社では、この数年の伸びについて「認知度の向上と、ハンディとの比較についての理解が深まった」とみており、さらに販売パートナーのネットワークを拡大し、ケイ・アイ・エス・エス、日本ユニシス、アクセル、日立物流ソフトウェア、IHIエスキューブ、ニチユMHI中部と増えているためとみている。
<今後の展開エリア>
今後、ピッキング中心だった納入部分から、物流センターの入荷・検品、入庫、補充、出荷といった一貫した作業の中で、使われるシステムとして提案できるツールとして、対象エリアを大幅に広げていくため、出荷がより拡大するものと期待している。