中央化学は8月8日に発表した2011年12月期第2四半期決算で、震災影響により、東北工場の操業を停止し、同工場の製品生産を他の工場に移管して対応したため、運賃・保管料などの物流費が増加したと明らかにした。
このため、営業利益は、当初の営業利益予想に対し、4億円程度下回った。
通期についても、営業利益は、東北工場の操業停止状態が当面続くことを想定して、より効率的な生産体制や輸送体制の整備・改善に努めるものの、第2四半期累計の不足分を吸収するまでには至らず、当初の予想を2億円下回る見通しとしている。