ダイキン工業は9月14日、中国でフッ素化学製品の製造・販売子会社である「大金フッ素化学(中国)」の常熟工場に、フッ素塗料「ゼッフル」の生産設備を新設すると発表した。
2013年6月からの量産開始を計画しており、設備投資額は約12億円を予定している。
今後、高層ビル、長大橋梁、化学プラントなどを対象とした重防食用途、建造物の屋根や外装に塗ることで、太陽熱を反射して屋内の空調負荷を軽減し節電ニーズに応えられる遮熱塗料用途、太陽電池のバックシート用コーティング材用途を中心に事業拡大を図り、2015年には「ゼッフル」の販売で100億円を目指す、としている。