丸運が10月27日に発表した2012年3月期の第2四半期決算は、売上高237億8800万円(前年同期比1.6%減)、営業利益4億3800万円(27.1%減)、経常利益4億9100万円(18.7%減)、当期利益3億800万円(6.1%減)となった。
震災により減少した取扱貨物量に持ち直しの動きがみられ、重量品・機工等の取扱いは増加したが、非鉄金属を中心とした素材関連貨物の回復は鈍く、また、自然災害による輸送障害が多発したことから鉄道コンテナ輸送の取扱いが減少した。この結果、売上高は前年同四半期に比べ2.2%の減収となった。
なお、食品物流事業に参入するため、トワードと合弁で「丸運トワード物流」を設立し、10月から営業を開始している。
通期は売上高484億円(2.0%減)、営業利益8億7000万円(30.9%減)、経常利益9億3000万円(27.1%減)、当期利益5億8000万円(10.6%減)を見込んでいる。