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日本梱包運輸倉庫/4~9月の売上高1.7%減、営業利益27.2%減

2011年11月04日/決算

日本梱包運輸倉庫が11月4日に発表した2012年3月期第2四半期の業績は、売上高は609億2000万円(前年同期比1.7%減)、営業利益35億2600万円(27.2%減)、経常利益37億2600万円(24.5%減)、当期利益18億3100万円(34.4%減)となった。

運送事業は震災の影響により主要顧客である自動車業界の貨物取扱量が減少。しかし、前期末に連結子会社化した中越テックと札幌新聞輸送が寄与したことにより、売上高は303億5700万円(4.1%増)となった。営業利益は、輸送効率の低下に加え燃料価格の高止まりもあり、9億7400万円(28.0%減)。

倉庫事業は震災の影響による貨物量の減少があったが、新規業務の獲得により、売上高は88億2500万円(0.9%増)となった。営業利益は、固定費の削減や保管効率の向上等により20億9500万円(23.7%増)となった。

梱包事業は震災の影響による業務量の減少があり、また、タイの連結子会社は、前期に決算期を変更したことに伴い、前第2四半期連結累計期間は、9か月間の財務諸表を連結したが、当第2四半期連結累計期間は、洪水の影響で5か月間の財務諸表を連結。これらの影響により、売上高は149億6400万円(10.3%減)となった。営業利益は、売上高の減少や作業効率の低下などにより4億6200万円(63.5%減)だった。

通期は、売上高1185億円(3.5%減)、営業利益70億円(21.5%減)、経常利益80億円(16.0%減)、当期利益45億円(22.7%減)を見込んでいる。

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