山九が11月7日に発表した2012年3月期第2四半期決算によると、売上高1965億9500万円(前年同期比5.7%増)、営業利益95億7200万円(0.7%減)、経常利益96億600万円(9.1%増)、当期利益55億9400万円(32.5%増)となった。
物流事業は、主要港や地方港でコンテナ取扱量が減少したことなどで港湾物流での作業量は伸び悩んだが、調達代行作業や3PL新規受注作業を開始したことで国際物流やネットワーク物流での取扱量が増加した。
また、国内では震災などの影響もあり、鉄鋼、石油・石化関連などの顧客の生産量・販売量が停滞した関係で客先構内での作業量は減少したが、海外では鉄鋼関連の顧客の構内での作業量が増加した。
売上高は1095億8500万円(8.5%増)、セグメント利益は23億9000万円(2.6%増)となった。
機工事業の 売上高は775億700万円(4.6%増)、セグメント利益は66億8000万円(2.8%減)だった。
通期は、売上高4000億円(7.2%増)、営業利益194億円(3.5%増)、経常利益191億円(8.7%増)、当期利益113億円(37.7%増)を見込んでいる。