神戸製鋼は11月15日、中国浙江省平湖市の特殊鋼線材二次加工拠点・KSPの生産能力を増強すると発表した。
同社が共同出資者である神鋼商事、大阪精工と名北工業と合意したもの。
今回の能力増強では、CHワイヤーの供給能力を拡大することに加え、軸受鋼ワイヤーにも対応できる設備投資を行い、軸受鋼のニーズにも対応できる体制を確立する計画。
■能力増強計画の概要
投資額:7億1000万円
投資内容:建屋増強(建屋3100㎡、クレーン3台)、
設備購入:伸線機2機、STC炉1基など
その他:電源増強など
設備稼働時期:2012年7月ごろから順次稼動