LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





丸紅/太陽光利用型植物工場で農業ビジネス

2011年11月16日/生産

丸紅と近鉄、近畿大学の三者は11月14日、産学連携スチームを構築し、完全人工光型植物工場および農業用ハウス(太陽光利用型植物工場)を利用した農業ビジネスを展開すると発表した。

投資額は約3億6000万円、目標収入は3年後に年間約1億円としている。施設建設は2012年3月。

<事業の流れ>
20111116marubeni - 丸紅/太陽光利用型植物工場で農業ビジネス

今回の三者連携では、近鉄が丸紅・近大の協力の下、奈良県吉野郡大淀町の自社所有地に、完全人工光型植物工場と農業用ハウスを建設し、そこで生産した高品質で安全・安心な農産物を、近商ストアをはじめとする近鉄グループの流通店舗やホテル、レストラン等を通じて、顧客に届ける。

完全人工光型植物工場では、丸紅が開発した土耕式植物工場システムを採用し、近鉄がレタスなどの葉物類やサラダカブなどのミニ根菜類等の生産を行う。

また、今後、近大が丸紅の協力を得て、新しい品種や栄養価の高い野菜等を開発し、丸紅と近大が完全人工光型植物工場で試験的生産等を行い、近鉄が試験販売し、商業化の目処が立った段階で生産・販売していく。

農業用ハウス(太陽光利用型植物工場)では、近鉄が丸紅と近大からの助言を得て、高糖度トマトを周年生産する。

関連記事

生産に関する最新ニュース

最新ニュース