丸紅は11月25日、ブラジル国サンタ・カタリーナ州サン・フランシスコ・ド・スル港にある港湾ターミナル事業会社Terlogs社(出資比率25.5%)の株式を追加取得し100%子会社化した。
中国・東南アジアにおける穀物需要は著しく拡大しており、この需要に応えるためには穀物の生産量・輸出量の拡大余地が大きいブラジルからの供給力の更なる拡充が急務となっていた。
Terlogs社を完全子会社化し、有力集荷業者との関係を強化しながら内陸集荷網を構築すると共に、ブラジル南部における有力港湾業者であるLitoral社とのターミナルの整備・運営の効率化を図ることで、ブラジル産穀物の調達力・供給力を強化する。