日本ロジテムが1月30日に発表した2012年3月期第3四半期の業績は、売上高269億6800万円（前年同期比2.2％増）、営業利益3億1000万円（7.0％減）、経常利益は2億8000万円（9.6％増）、当期利益6500万円（51.0％減）だった。
復興需要に伴う建材関連の取扱高の増加と、食品関連など既存得意先に対する取引範囲が拡大し、増収となった。
営業利益は、賃借倉庫の契約満了に伴う原状回復費用の発生、燃料価格の高騰、一部得意先との取引範囲が拡大したことに伴い、一時的に運送・人件費等の営業原価が嵩んだことなどから、減益。
経常利益は、受取利息の増加等により、営業外収益が増加したため増益。当期利益は、法人税法等の改正に伴い、繰延税金資産等を新たな税率により再計算した結果、法人税等調整額が増加したことなどから、減益となった。
通期は、売上高355億円（1.1％増）、営業利益4億2000万円（15.8％増）、経常利益3億6000万円（47.9％増）、当期利益6500万円（67.6％減）の見通し。
