キユーソー流通システムが3月30日に発表した2012年11月期第1四半期の業績は、売上高は338億8600万円（前年同期比0.1％増）、営業利益は4億9500万円（2.4倍）、経常利益は5億9800万円（2.5倍）、当期利益は2億8300万円（前年同期は1億3000万円の当期損失）と大幅な増益となった。
燃料調達単価の上昇などがあったものの、共同物流の在庫・出荷物量増による粗利益増加と保管の効率化や業務・荷役作業の合理化改善が進捗し増益となった。
倉庫事業の業績は53億300万円（5.1％増）、営業損失は1億9000万円（前年同期は3億7000万円の営業損失）となった。
運送事業は、合理化改善進捗により、売上高は251億600万円（1.5％減）と下がったものの、営業利益は5億9700万円（17.4％増）だった。
通期は売上高1380億円（1.5％減）、営業利益21億円（8.7％増）、経常利益20億9000万円（6.0％増）、当期利益6億5000万円（32.7％増）を見込んでいる。
