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米ボーイング社/中部国際空港に部品保管庫新設

2012年04月13日/物流施設

米ボーイング社は4月13日、中部国際空港内に部品保管庫新設を設置の契約を締結した。

ボーイング787型機の部品輸送をより円滑に実施するため、中部国際空港内に部品保管庫(ドリームリフター・オペレーションズ・センター)を設けるもの。

国際線28番スポットの南側一角(空港島中央最南端部)に、建築面積約3000㎡(約70m×約40m、高さ約15m)、鉄骨造、2階建てを中部国際空港が建設し、ボーイング社が賃貸借する。

今年6月末~7月頃に着工し、2013年1月頃完成の予定。

ドリームリフターは、ボーイング747‐400型旅客機からの改造機で、世界各国で製造された787型機の主要部位を米国内の最終組立地まで輸送する。

現在、4機のドリームリフターが運用されており、中部国際空港は、ドリームリフターが運航する日本で唯一の空港。

ボーイングの787ドリームライナーは、世界の航空会社60社が870機以上を発注(2012年3月現在)、民間航空機史上最速で受注数を増やしている民間航空機プログラム。

ボーイングでは、この需要に応えるために、月産の製造機数を2013年末までに10機にすることを決定しており、その体制作りの一環として同センターの設置を決めた。

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