アパレルメーカーのTSIホールディングスは4月20日、中期経営計画を発表し、高度なSCMの構築を掲げた。
<中長期的な「物流のあるべき姿」>
アジアでの生産拠点構築を進め、自社工場を含む中国生産拠点の役割見直し・再配置し、長期的ビジョンでの生産拠点シフトする。自社工場・委託工場も含め最適化を検討する。
国内生産体制の最適化を図るとして、自社・外注工場の役割再定義と有効活用、国内有力生産工場との連携強化による商品価値向上進める。
<最終的なサプライチェーン(イメージ)>
海外におけるロジスティック業務を強化するとして、海外でのロジスティックセンター設置、 海外ロジスティック強化による国内物流機能見直しを行う。
国内では、海外で流通加工完了して、通過型の物流機能に移行して、店別配分を行う。
なお、同社は、昨年6月に東京スタイルとサンエー・インターナショナルの共同持株会社として設立された。