セイコホールディングスは4月24日、2012年3月期決算で特別損失57億7700万円をを計上すると発表した。
タイの大洪水により、2つの子会社が被害を受けたことによるもので、被災した建物・設備等の固定資産やたな卸資産の被害額ならびに操業停止中の固定費等を特別損失に計上する。
被災した固定資産と卸資産の損失等については保険を付保しており、当該資産の被害額の一部について保険金65億1200万円が確定したため、特別利益として計上する。
未確定の保険金は、金額が確定次第、特別利益に計上する予定。
被災した工場は一時操業を停止していたが、既に順次稼働を再開しており、本格回復に向けて取り組んでいる。
