経済産業省は6月1日、原子力安全・保安院が東京電力から、柏崎刈羽原子力発電所に搬入された核燃料輸送物(収納物は新燃料集合体)のうち、1基について封印がないことの報告を受けたと発表した。
収納物の確認を行ったところ、所定の新燃料集合体が収納されていることを確認。
原子力安全・保安院は、核燃料輸送物を運搬した原子燃料工業(以下:原燃工)が封印を確実に実施・確認したか否か、本輸送物を同社東海事業所から東京電力柏崎刈羽原子力発電所への運搬中と運搬後の保管管理が適切になされていたか否かについて確認する必要があることから、東京電力及び原燃工に対し、調査するよう指示した。