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山九/4~6月の売上高2.6%増、営業利益2.1%減

2012年08月01日/決算

山九が7月31日に発表した2013年3月期第1四半期決算によると、売上高997億800万円(前年同期比2.6%増)、営業利益48億6100万円(2.1%減)、経常利益49億8800万円(4.8%減)、当期利益27億1600万円(2.3%減)となった。

物流事業は、前第4四半期に取引先の中国船社が日本への運航サービスを停止した影響でコンテナ取扱量の減少が続いているなど、港湾物流は前年同期水準まで回復するに至らなかった。

国際物流は前年同期に作業開始した家電関連の顧客の調達代行業務についての取引の内容を変更したことで減収となった。

物流事業の売上高は533億9500万円(1.1%減)、セグメント利益は6億7900万円(39.3%減)となった。

機工事業は、国内では前年同期は震災の影響で3月完成予定の時期ずれによる計上やお客様設備が震災を受けたことによる緊急対応の工事を行ったことなどで工事量が膨らんだ。

当期は鉄鋼の顧客の高炉改修など大型設備工事が完成したことや震災復旧などの工事の進行計上もあり、設備工事は前年同期を上回る工事量となった。

機工事業の売上高は414億円(7.7%増)、セグメント利益は38億1200万円(6.6%増)となった。

通期は、売上高4120億円(4.0%増)、営業利益192億円(3.9%増)、経常利益190億円(4.0%増)、当期利益107億円(17.6%増)を見込んでいる。

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