新日本製鐵と住友鋼管、住友商事、メタルワンの4社は8月6日、メキシコでの自動車用鋼管需要を確実に捕捉するため、メキシコに合弁会社を設立し、自動車用鋼管の製造・販売体制を構築すると発表した。
新日鉄、住友鋼管、住友商事及びメタルワンは、かねてよりメキシコにおける自動車用鋼管需要を捕捉していく観点から、現地への進出検討を進めてきたが、メキシコで共同出資で現地法人を設立し、グアナフアト州シラオ市内に進出用地を取得のうえ、工場の建設を開始することとなったもの。
■事業概要
会社名:NIPPON STEEL PIPE MEXICO, S.A. DE C.V.
所在地:グアナフアト州シラオ市
事業内容:自動車用鋼管(四輪・二輪向け)の製造・販売
出資構成:新日鉄55%、SPTアンドSCインベストメント25%(住友鋼管75%出資、住友商事25%出資)、メタルワン 20%
資本金:約2400万USドル
投資額:約3900万USドル
主要設備:電縫鋼管造管設備、冷牽設備、熱処理設備(光輝焼準炉) 等
生産開始:2013年6月~
生産能力:約2000t/月
従業員数:約200名
NXHD/5月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計39.8%増