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ニチレイ/4~6月の低温物流事業は、営業利益31.7%増

2012年08月07日/決算

ニチレイが8月7日に発表した2013年3月期第1四半期決算では、定温物流事業の売上高が381億6600万円(前年同期比5.9%増)、営業利益20億8600万円(31.7%増)となった。

TC(通過型センター)・3PL事業が好調な物流ネットワーク事業のけん引と、旺盛な保管需要の着実な取り込み、一部の物流センターの収益性向上など堅調に推移した地域保管事業の下支えにより増収増益となった。

定温物流事業の内、物流ネットワーク事業の売上高は217億5800万円(8.6%増)、営業利益は10億700万円(53.6%増)だった。

地域保管事業の売上高は116億2700万円(3.7%増)、営業利益は11億3200万円(22.4%増)だった。

今後の予想では、物流ネットワーク事業が、グループ拠点機能や顧客基盤をフル活用し輸配送事業の成長を促進し、TC事業の調達物流やチルド・常温帯の事業領域を広げ、売上げ拡大を図る。

地域保管事業は、多機能で高付加価値なサービスの提供などにより、新規顧客の獲得や新規商材の集荷を推進するとともに、東扇島物流センター(川崎市川崎区)の2期棟増設に備えた集荷の拡大を進めるとしている。

通期の定温物流事業では、売上高1540億円(3.0%増)、営業利益78億円(5.6%増)を見込んでいる。

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