レンゴーは8月28日、1956年の第1次隊から毎回継続して、南極観測隊の物資輸送用段ボールを提供しているが、今年も国立極地研究所南極観測センター(東京都立川市)に第54次南極観測隊の出発準備のための段ボールケースを届けたと公表した。
<南極観測隊で使用する段ボール>
段ボールは、食糧をはじめ調査研究用品や身のまわり品など、膨大な物資の輸送が必要な南極観測には欠かせない包装材として、そのロジスティクスを力強く支えている。
軽くて丈夫、輸送効率に優れ、そのまま保管もできる段ボールは、南極での貴重な収集物の保護輸送にも用いられ、また、使用済みの段ボールは小さく折りたたんで回収できるため、日本に持ち帰りリサイクルされている。