プロロジスは10月24日、英国のダベントリー国際鉄道貨物ターミナル(DIRFT)の約9万2900㎡の施設について、英国の大手小売業であるセインズベリーと賃貸契約を締結したと発表した。
<プロロジスDIRFT II地区>
「プロロジス DIRFT II」はM1 高速道路と鉄道のウエストコースト本線に隣接しており、道路および鉄道へのアクセスに非常に優れた立地である。さらに今回開発する施設には、既存のDIRFT の鉄道側線に接続する新しいインターモーダルのターミナル(トラック輸送と鉄道輸送との組みかえ施設)が併設されることになっている。
これらの取り組みにより、セインズベリーは環境にやさしく、鉄道輸送が可能な施設を拠点とした国内全域向けの物流オペレーションを構築することが可能となる。
今回開発する施設は英国の環境評価制度であるBREEAMの“Very good”(とても良い)格付けを満たし、かつこの規模の建物として最高ランクのエネルギー性能証明書(Energy Performance Certificate)を取得できる施設として、2013年初頭に開発をスタートする予定である。
セインズベリーと契約した施設はプロロジスDIRFT II地区内、すでに100%稼働中の約7万8000㎡の既存の施設に近接して開発する。
プロロジス DIRFT II開発は全棟完成すると約20万4400㎡の規模となる計画。