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NSユナイテッド海運/4~9月の売上高0.2%増、当期損失14億円

2012年10月31日/決算

NSユナイテッド海運が10月31日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、売上高668億3700万円(前年同期比0.2%減)、営業利益2億5700万円(48.5%減)、経常損失13億6700万円(前年同期は12億1700万円の経常損失)、当期損失14億400万円(前年同期は4億1500万円の当期損失)となった。

全体としては、市況は全ての船型で総じて低迷した。タンカーも、今年前半は欧米のイラン原油禁輸措置に伴う航路の遠距離化や、中国の原油備蓄積み増し等を受け底堅い水準で推移したが、依然として強い新造船の供給圧力に加え、7月以降の中国の原油輸入減少の影響を受けて市況は急落した。

このような状況の下、外航海運事業の業績は前年同期比で減益となった。

内航海運事業では、鋼材輸送量は、自動車関連こそ堅調に推移したが、震災復興需要の遅れや世界的な景気後退による輸出低迷の影響で荷動きが減少した事もあり、業績は前年同期比でほぼ横ばいで推移した。

通期は、売上高1360億円(0.7%増)、営業利益11億円(32.4%減)、経常損失2億円(-)、当期利益0円(-)を見込んでいる。

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