LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





JAL/上半期の国際貨物収入は6.7%減、国内線貨物収入は4.2%増

2012年11月02日/調査・統計

日本航空が11月2日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、国際線貨物収入は252億6800万円(前年同期比6.7%減)、国内線貨物収入は126億6900万円(4.2%増)となった。

国際線貨物は、世界景気悪化などによって日本発着総需要が低迷する中、新規顧客拡大や既存顧客へのサービス向上などきめ細かい販売対応により収入の極大化を図った。

営業面では羽田空港の地理的優位性を生かし生鮮品やエクスプレス貨物を積極的に誘致した他、国際線と国内線の接続サービスを拡充し地方発着需要を喚起した。

医薬品などの高付加価値貨物の温度管理輸送サービスを一層強化した。輸送実績は有償貨物トン・キロベースで前年同期比4.3%の増加となった。

国内線貨物は、顧客との関係強化により一般貨物の安定確保に努めるとともに、地方発の生鮮品を航空輸送へ誘致するなど、収入の極大化を図った。

顧客のニーズに応じて柔軟に臨時便を設定するなど対応した。

輸送実績は、需要の回復と供給の増加によって有償貨物トン・キロベースで前年同期比5.5%の増加となった。

関連記事

決算に関する最新ニュース

最新ニュース