LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





SBSHD/1~9月の売上高7.0%増、当期利益3倍

2012年11月06日/決算

SBSホールディングスが11月6日に発表した2012年12月期第3四半期の業績は、売上高952億1300万円(前年同期比7.0%増)、営業利益20億2000万円(93.9%増)、経常利益19億9700万円(81.1%増)、当期利益9億6800万円(214.5%増)となった。

3PL事業の営業強化や新規業務拡大に取り組み、収益性の低い事業の見直しや改善を図った。3PL事業の新拠点として千葉県野田市に野田吉春物流センター(延床面積約1万坪)が9月末に竣工した。

海外では、5月にシンガポールに地域統括会社を設立し、ASEAN地域の海外拠点再編に着手し、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナムの拠点整備を完了した。タイでは日系メーカー向けの国際一貫物流を開始している。

物流事業の売上高は、前期にグループ入りした日本レコードセンターとAtlas Logistics Pvtの2社の業績が加わったほか、毎年季節要因により落ち込む食品関係の荷動きが年初から春先まで活発であったことや3PL事業の拡大などにより、887億5700万円(7.2%増)と増収となった。

営業利益は、10億2200万円(153.3%増)となった。これは、売上高の増加に加え、不採算業務の改善が進んだこと、前年同四半期にあった震災影響やセンター立ち上げなどによるコスト負担がなくなったことなどによるもの。

通期は、売上高1270億円(4.8%増)、営業利益29億円(33.2%増)、経常利益24億円(45.2%増)、当期利益18億円(28.6%減)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース