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乾汽船/4~9月は営業損失7億9100万円

2012年11月06日/決算

乾汽船が11月6日に発表した2013年3月期第2四半期決算によると、売上高64億5300万円(前年同期比7.0%減)、営業損失7億9100万円(1800万円の営業利益)、経常損失10億2800万円(1100万円の経常損失)、当期損失8億7200万円(4900万円の当期損失)となった。

主力とするドライバルクハンディサイズ船の運賃・用船市況は、前連結会計年度の第4四半期中から一旦回復の傾向をみせたものの、今夏頃から一転下落基調に転じ、第2四半期会計期間を通じては、リーマンショック後の最安値水準を下回る結果となった。

新造船の竣工が高いペースで続いているが、老齢船の解撤処分が進んだ結果、ハンディサイズ船の世界的な船舶数としてはほぼ横ばいとなった。船腹需給関係の緩和基調が一服したが、世界経済の停滞による荷動きの鈍化を受けて市況は低迷した。

6月にグループ保有船では最大船型となる3万7000DWT型新造船が竣工し、船隊が強化された。本船は5年間の用船契約に投入され安定的な収益を確保することになる。7月にはシンガポールに100%出資の現地法人を設立した。

通期は、売上高124億円(8.3%減)、営業損失19億円(-)、経常損失22億円(-)、当期損失36億円(-)の見通し。

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