日本製紙は11月5日、グループの南光運輸が、港湾貨物運送事業労働災害防止協会が表彰する2012年度安全関係事業所賞で最優秀賞にあたる「優良賞」を受賞したと発表した。
東日本大震災で仙台塩釜港石巻港区の港湾設備が被害を受け、作業環境も悪化する中にあって無災害を継続できたことが評価されたもの。
南光運輸は1962年に港湾運送事業を開始し、今年で50年目。石巻港区では、年間約450万トンもの貨物が水揚げされているが、同社の取扱量は、日本製紙の石巻工場で使用するものを中心に約60%のシェアを占めている。