住友倉庫は1月28日、中国・上海の旺盛な物流需要に対応するために倉庫施設を拡充したと発表した。
中国内需を取り扱う「住友倉儲（中国）」では、約1万3000㎡の第二期倉庫を竣工し、合わせて5万㎡を超える倉庫所管面積を保有することになった。
外高橋保税区で保税貨物を取り扱う「上海住友倉儲」では、3か所に分散していた倉庫拠点を昨年末に約1万2000㎡の新鋭倉庫に集約。
同社は外高橋保税物流圏区内にも約3000㎡の倉庫を営業しており、合わせて住友倉庫グループ全体で上海の倉庫所管面積は約6万5000㎡となった。
2014年には、上海市錦江航運との合弁会社、上海錦江住倉国際物流の倉庫（約3万9000㎡）の稼働を予定しており、上海でのグループ全体の倉庫所管面積は10万㎡を超える予定だ。
■住友倉儲（中国）
所在地：上海市浦東新区金橋輸出加工区南区王橋路600号
施設概要
構造：鉄筋コンクリート造3階建
延床面積：5万295㎡
種別・用途：内貨倉庫、配送センター、検品業務、定温保管等
＜左側が竣工した第二期倉庫＞
■上海住友倉儲
所在地：上海市浦東新区外高橋保税区新霊路898号
施設概要
構造：鉄筋コンクリート造3階建
延床面積：1万1600㎡
種別・用途：保税倉庫、非居住者在庫、流通加工、定温保管
＜上海住友倉儲＞
■外高橋保税物流圏区（分公司）
所在地：上海市浦東新区外高橋保税物流圏区申非炉59号2階
運営面積：3100㎡
種別・用途：保税倉庫、非居住者在庫、バイヤーズコンソリデーション
＜外高橋保税物流圏区＞
