船井電機は1月29日、PHILIPS（オランダ）のライフスタイル・エンターテイメント事業を180億8000万円で取得すると発表した。
同社は、米国とカナダでのPHILIPSの民生用テレビの供給、配送、マーケティング、販売を行うブランドライセンスを持ち、昨年7月にはPHILIPSが設計と開発した対象事業の製品を米国、カナダ、メキシコにて販売契約を締結していた。
今回の取引により対象事業を承継することから、グループの取扱製品群の拡充と欧州の先進国に加えアジアや南米などの新興国を含めた販売地域の拡大が可能となるとしている。
今後のビジネスを永続的に成長させるものであると考え、PHILIPSが上半期に、対象事業を承継・統括させる法人として新設会社を設立（傘下に各地域において対象事業を行う現地法人等の拠点を設立）後、対象事業の機能を承継する。
船井電機は、新設会社の株式を取得することにより、対象事業を傘下に収める。
取得価額の内訳は、新設会社の株式172億5000万円、アドバイザリー費用等（概算額）8億3000万円。
