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NECシステムテクノロジー/輸送状況の可視化1割程度に留まる

2013年02月25日/調査・統計

NECシステムテクノロジーは、このほど「物流や配送、物流システム(TMS/WMS)に関するリサーチ結果(2013年)」をまとめ、発表した。

全般的には、輸送状況の「可視化」へは積極的だが、実現している割合は1割程度に留まる、従業員規模1000人上は、海外物流拠点の拡大予定の割合が4割を越え、積極的な海外展開の姿勢が見られる、物流業務におけるスマートフォンの活用は、庫内業務の効率化やハンディ端末や車載器代用によるコストダウンなどの結果が得られた。

特徴的な傾向では、物流3PL業者選定の重視ポイントの1位は、物流コストの削減、2位は配送完了までのリードタイム短縮、3位は、「業務トラブル発生時の対応力」、4位は「スケジュールの安定性」などの割合が高くなった。

物流の可視化については、既に出来ているが約1割、検討を進めているが約4割を占める。

従業員規模では、5000人以上で「物流の「可視化」は既に出来ている」が約23%と多くなった。1000人以上で「物流の「可視化」に向け、既に検討を進めている」の割合が5割を越え、従業員規模が大きいほど、可視化に向け取り組んでいる状況にある結果となった。

調査期間は2013年1月16日から1月18日の3日間で、対象地域は日本全国で、勤務先で物流に携わっている人300人(有効回答者数)で、インターネットによる定量調査を行った。

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