LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





J.D.パワー/小型トラック顧客満足度調査で、日野とトヨタが第1位

2013年03月14日/調査・統計

J.D.パワーは3月14日、日本小型トラック顧客満足度調査を発表した。

ブランド別総合満足度ランキングでは、対象となった5ブランドのうち、日野とトヨタが同スコアで第1位となった。

総合満足度スコアは645ポイントを獲得し、日野は顧客満足度を構成する4つのファクターの内、営業対応、商品、コストで最も高い評価であり、トヨタはアフターサービスで最も高い評価となった。第3位は633ポイントのUDトラックス、第4位はいすゞ(629ポイント)、第5位は三菱ふそう(625ポイント)となった。

この調査では、顧客満足度が高まるほど、今後も同じメーカーの車両を「絶対購入する」、今後も同じディーラーでアフターサービスを「絶対利用する」という意向が高まることが確認されている。特に、総合満足度スコアが800ポイントを超える場合、その約5割が「絶対購入する」、「絶対利用する」と回答している。

調査は、全国のトラック貨物輸送事業者(緑ナンバー)の経営者を含む車両購入決定権者を対象に、各事業者が保有する小型トラックのメーカー(含販売店)に対する総合的な顧客満足度を測定したもの。

7回目となる今年は2012年11月から12月にかけて郵送調査を実施し2190の事業者から回答を得た。なお、1事業者につき最大2メーカーの評価を得ており、評価件数は3374件となっている。

小型トラックメーカーに対する総合的な顧客満足度を4つのファクターに基づいて算出している。

4つのファクターは、総合満足度に対する影響度が高い順に「アフターサービス」(45%)、「営業対応」(31%)、「商品」(13%)、「コスト」(11%)となっている(カッコ内は総合的な顧客満足度に対する影響度)。

各ファクターにおける合計62の詳細項目に対する顧客の評価をもとに総合満足度スコアを1000点満点で算出している。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース