日本郵船は4月1日、東京海洋大学海洋工学部と神戸大学海事科学部出身の海技者の入社時期を4月に移行し、一般大学出身者と統一したと発表した。
従来、両大学出身の海技者は3月に学部卒業後、4月から各大学の乗船実習科へ進学し、6か月の乗船実習を経て10月に入社していた。
一般大学からの海技者は、4月に入社後自社養成研修生として独立行政法人海技教育機構海技大学校に入学し、同様の実習を経て海技免許を取得している。
半年間の乗船実習を受けることに変わりないが、両大学卒業者の入社時期を4月に移行することで、自社養成研修生と同様に社員として実習に臨み、さらに多面的な実践教育を行うことが可能となる。
海技者以外の社員と同時期に入社することで、より一層の海陸連携が深まると期待している。
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