オイシックスと三越伊勢丹ホールディングスは5月14日、宅配事業の連携を通じて、拡大発展を目指すことで合意した。
三越伊勢丹フードサービスが行う会員制食品宅配サービス「三越伊勢丹エムアイデリ」について、10月を目途に、オイシックスの宅配システム、物流センターを活用することで合意したもの。
オイシックスでは、食品宅配で収益を出せる仕組み(物流、システム、商品など)を構築しており、物流センターの受託による売上、利益の確保や、商品の共通化による流通総額の拡大する。
オイシックスは、2012年度にデジタルピッキングシステムを導入した新しい物流センター(Oisixステーション)へ移転している。
施設は、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)対応の約2000坪の物流倉庫で、1出荷あたり約15品目のピッキングに対応した運営を自社で行っている。
物流センターの受託では、リクルートとオイシックスによる合弁会社の食品通販モール「ごちまる」の商品配送を請け負っている。
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