トヨタ自動車は5月29日、ビッグデータを活用した新しい情報サービスの提供を開始すると発表した。
＜新サービスの概略図＞
このサービスは、テレマティクスサービスを通じて収集・蓄積した車両の位置や速度、走行状況などの情報を含むビッグデータを基に加工。
加工した交通情報や統計データなどを、自治体や企業が交通流改善や地図情報の提供、防災対策などに活用できる新しい情報提供サービス「ビッグデータ交通情報サービス」を開発したもの。
ビッグデータから加工したトヨタ独自の「Ｔプローブ交通情報」、通行実績マップ（通れた道マップ）、交通量マップ等の情報を、自治体や企業が利用したり、各々が所有するさまざまな情報を付加して表示もできるプラットフォームをトヨタが提供することで、幅広い用途（防災システム、交通・物流システムなど）への活用を促す。
6月3日より、全国の自治体や一般企業を対象に利用の申し込みを受け付ける。
基本利用料は月額20万円から。
